Show up type P

SSDに換装する(あっ、やってもうた…)

慎重に分解・組立したはずだったのに、作業後にご満悦でコーヒーを飲んでいて、ふと目をやった床下に何か見慣れない金属物が...。

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どうやら、内部から何が落ちちゃったようですよ。あ〜、やれやれ。

ひとまず、淹れたてのコーヒーは最後まで飲んで、もう一回、分解・組立して部品は無事に元の場所へ。他のWebサイトでも注意事項として記載があったのに…。やれやれ。笑

なお、その注意事項も含め、下記のサイトには有益な情報が多く、かなりお世話になりました。ありがとうございました。

ksr110.cocolog-nifty.com

SSDに換装する(ゼロスピンドル化、省電力化)

VAIO type Pは、CPUファンを搭載していませんので、HDDをSSDに換装することでゼロスピンドル化が実現できます。これは、結構自己満足的な嬉しさあり。笑

これで、やっと本当のモバイル用として完成形になったわけで、サスペンド中でも気にせずに鞄へ放り込めます。起動中に本体を鷲掴みしてブンブン振り回すのも可。笑

 

省電力については、データが無くて比較検証できないことに気づきました。以前のHDDの環境で、満充電で最大何時間バッテリがもつかとか、データ取りする作業を忘れていました。それに、そもそもHDDをSSDに替えたぐらいじゃ、大して消費電力量は変わらないですよね?恐らく。変わったとしても、5分、10分ぐらい?

稼働時間の長大化は、今回のSSDへの換装ではなく、大型バッテリの導入で対処する予定です。

SSDに換装する(軽量化)

最初の状態

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取り出したHDDの重量(4つのゴム足含む)はこんな感じ。

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※HDD単体の重量。ゴム足は4つで2g。

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換装するZIFアダプタ(左)と64GB SSD(右)。

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※組み合わせるとこんな感じに

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そして、重量は。

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そして、換装した結果。34g、軽量化しました。

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SSDに換装する(高速化)

Readタイムはこのように改善されました。約2.6倍ですかね。通常のSSD換装であれば、もっと劇的な変化があるんでしょうけど、今回はZIF変換アダプタを経由しているので、こんなもの?

★入力するコマンド

$ sudo hdparm -t /dev/sda

 

 VAIO type P:LMDE2 mate 32bit

TOSHIBA MK6028GAL 60GB」の場合(換装前)

 /dev/sda: 
 Timing buffered disk reads: 88 MB in 3.02 seconds = 29.11 MB/sec

TOSHIBA THNSNT064GMCR 64GB」の場合(換装後)

 /dev/sda: 
 Timing buffered disk reads: 232 MB in 3.02 seconds = 76.93 MB/sec

(参考) 自作デスクトップ:Ubuntu 15.10

SAMSUNG 128GB SSD

 /dev/sda: 
 Timing buffered disk reads: 800 MB in 3.00 seconds = 266.44 MB/sec

 

OS起動とブラウザ起動は以下の通り。他のアプリケーションもグッと起動が早くなり、ストレスが軽減されましたよ。

OS起動(ログイン画面の表示まで)

 1分42秒⇒46秒

Firefox起動(ホームページをgoogleに設定)

 39秒⇒11秒

 

本来のSSDのスペックが十分に発揮できているとは言えませんが、VAIO type PでのHDDのSSD換装は必須と言っていいかもしれませんね。費用的にも1万円以内で済みますので、細かい作業が気にならない人(というか、開けて分解することに喜びを感じる人)にお勧めします。

VAIO type P のHDDをSSDに換装する

既に、VAIO type Pネタとしては出尽くした感はありますが、一通りのところには手を出しておきたいので、やってみました。

目的は以下の4つ。

  1. アクセス速度の高速化
  2. ゼロスピンドル化
  3. 軽量化
  4. 省電力化

事前に準備したのは以下のパーツ。全てAmazonで揃えました。一昔前だと、こういうパーツ類は秋葉原複数ショップをウロウロしながら品定めし、最安値で購入してご機嫌で帰宅するというのがパターンだった気がします。

しかし、ウロウロする体力も時間もない今だと、ホント、Amazonは便利ですね。時間が空いた夜に品定めできるし、値段も秋葉原とそう変わらないし。

 

mSATA→ZIF変換アダプタ(左)、64GB SSD(右)

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mSATA→ZIF変換アダプタ

■64GB SSDmSATA

 

VAIO type Pの分解図は多数の方が公開しているので、ここでは割愛。その代わりに、ちょっとしたアイデアを公開。

取り外したネジの場所を見失わないように、取り外した順にダンボールにブスッと刺していった結果が以下の写真。他にもやっている人はいると思いますが、これは結構良いですよ。 

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LMDE 2 の日本語フォント

自力では何もできない私の場合、まずはインターネットを検索しまくり、先達の皆様のWebサイトを参考にさせていただいております。

そこで、今回LMDE 2 の日本語表示について、以下のサイトを参考にさせていただきました。

気づいたらガジェ獣: LMDE 2 Betsyを新しくないThinkPadに入れてみた

 

このページに日本語フォントのインストール方法が記載されているんですが、この作業でフォント表示が非常に良い感じになります。フォントのインストール後に何かの設定を変更するわけではなく、インストールするだけでOS全体の表示が非常に良くなります。(※明らかに好みの問題ですので、万人にはお勧めできませんが)

 ただし、Ricty Diminishedについてはインストールが上手くできなくて放置。

$ sudo apt-get install fonts-vlgothic fonts-motoya-l-cedar fonts-motoya-l-maruberi

だけを試した結果です。

結局、LMDE2に乗り換える

いくつかの動作確認テストの結果、VAIO type PにインストールするOSを、LubuntuからLMDE2に乗り換えました。

OSの起動についてはLMDE2の方がLubuntuよりも30秒程遅いんですが、アプリケーションの起動については、それほど大きな差はなし。且つ、これは感覚的な話にはなりますが、LMDE2の方が動作の安定性が高く、デザイン性も高く、トータルでのパフォーマンスが高いと思います。

 

ということで、ISOファイルのダウンロードは以下のサイトからどうぞ〜。

www.linuxmint.com

VAIO type Pに必要なのは、MATEの32-bit版になります。

 

ちなみに、メインのデスクトップPCの環境は、Ubuntu15.10からLMDE2のCinnamonの64-bit版に乗り換えました。こちらも動作が軽く、非常に快適です。